移動昇降式足場/リフトクライマー

日本リフトクライマー協会

 
   

日本リフトクライマー協会の安全に対する取り組み

2013年4月にドイツにて世界最大級の建設業界専門見本市『bauma(バウマ)』が開催されました。この見本市には様々な移動昇降式足場や数多くの建設機械等が展示されます。今回、リフトクライマーもメーカーのSALTECによって出展することとなりました。
そこで、日本リフトクライマー協会の会員から8名が、リフトクライマーやその他移動昇降式足場の現状を把握と、今後の協会の発展につながる情報収集を目的として視察してきましたので、ご紹介します。

1.バウマとは

『bauma(バウマ)』はドイツのミュンヘンで行われる世界最大級の建設業界専門の見本市です。1954年より3年に一度開催され、今回で30回目の開催となり、世界中から建設機械・機器、建設車両、リフト、足場、型枠などが集まり展示されました。
 
 
 

■展示総面積:555,000u
 全19ホール 187,600u+屋外展示
 367,400u(東京ドーム12個分)

■出展社数:53ヶ国から3,256社
 ドイツ国外出展は1,948社

■来場者数:200ヶ国から420,170人
 ドイツ国外からの来場は149,405人

 

会場は東京ドーム12個分もの広さで、色のついている箇所が展示場所です。

  会場内はとても賑わっていました。

2.リフトクライマーの展示

今回、リフトクライマーのメーカーであるスペインのSALTEC社がbauma2013に出展しました。まず初めにSALTEC社のブースを訪れました。SALTEC社CEOのピラー氏を始め、ブースにいらっしゃった方々から手厚い歓迎を受け、現状機はもちろんの事、跳ね出し足場の新しい構造や新型エレベーターとの連動設置など最新の情報を入手してきました。
 
   
 
   
 
   
 

3.各種移動昇降式足場の展示

ヨーロッパでは日本とは比べものにならないほど、移動昇降式足場が普及していることもあり、SALTEC社以外のメーカーも多数出展していました。各社それぞれに異なった特徴もあり、リフトクライマーの改良のヒントとなる情報を得ることが出来ました。
 

4.その他展示物

メインでもある大型重機は、想像を超える大規模なものが数多く展示されていました。タイヤひとつとっても日本で目にすることがないようなサイズで、驚きの連続でした。また、高さ30m近くにもなる支保工や移動式型枠もあり、移動式型枠は実際に昇降する様子を見ることができ、圧巻させられる展示状況でした。大きいものばかりでなく、細かな細工を施した製品などもあり、ヨーロッパの技術の高さを知ることもできました。展示品のほとんどは色鮮やかで、外国ならではの色遣いに刺激を受けました。
   
 
 
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