移動昇降式足場/リフトクライマー

日本リフトクライマー協会

 
   

日本リフトクライマー協会の安全に対する取り組み

2014年10月24日、リフトクライマーの設置状況の把握と事故防止を目的に、安全衛生パトロールを実施しました。
今回のパトロールは駅前のタワーマンションで人通りも多く、通行人が立ち止まって見上げるなど、近隣でも注目の物件です。また、着床部は仮設レンタル各社が導入を進めている次世代足場を使用していて、移動昇降式足場、次世代足場の初コラボの現場です。

パトロールの様子

リフトクライマー設置概要

■Wタイプ(PW-35) ツインマスト4基
■Wタイプ(PW-18) シングルマスト2基
  ※1回転用あり

 
 

駅前のマンションで人通りも多い道路に面しており、リフトクライマー設置している位置より下の 階層でも落下防止対策が施されています。

 

改善すると良くなる点

構造上のセットバックに対応するため床が張り出しており、そのために手摺に隙間が生じていました。

落下防止対策は施してあるもののボルトやナットの落下は防げると思うがやや素材が弱いと感じました。

↓↓↓ 改善後 ↓↓↓

  手摺を鉄骨クランプ・単管パイプ、巾木を三角ステップに変更していただきました。



改善前

改善後

巾木に曲がりがありました。 組立後の昇降による使用中の破損ではなく、出荷後の輸送途中や荷降ろしの際に曲がった可能性がある箇所です。

巾木、デッキ間の隙間を養生テープにて埋めていただきました。

今回パトロールを行ったマンションは駅前にあり、人通りが多い場所にありました。
一部下層階に公共施設も併設されているため、リフトクライマーより下にも通常の足場部にも落下 防止対策が施されていました。
当日はリフトクライマーを使用する工事は無く、それぞれ設置してある箇所のパトロールは十分に出来ました。全体的に大きな問題は無かったが、改善すると良くなる点が2箇所ありましたが、指摘後、直ちに改善いただきました。工期が長く、転用、組立、解体と続きますが、無事故・無災害で完工いただきたいと思います。

←第2回安全衛生パトロールの様子はこちら

Copyright (C) 2010 liftclimber Association All Rights Reserved.