移動昇降式足場/リフトクライマー
2017年11月28日 日本リフトクライマー協会の合同部会を東京都内で開催しました。
当協会には執行部会、技術部会、安全部会の3つの部会があり、この日は各部会ごとに打ち合わせを行い、その後、一同が集まって3部会合同の「合同部会」を行いました。 各部会はそれぞれ必要に応じて個別に開催していますが、合同部会は1年に1度開催し、日頃の業務状況や改定事項、変更点などの再確認を行い、協会員が共通の認識を持つための重要な会合です。
1.執行部会
執行部会では主に、通常総会や講習会などの行事に関する取り決めや、規約の改正など協会の基幹となる事柄について協議します。
今回は認定資格制度の改定と協会員間の技術連携について話し合いました。
2.技術部会
技術部会には、リフトクライマーの構造及び機能を熟知している会員各社のエンジニア、設計者が集結しており、今回は、機械の経年劣化、養生方法、新工法/新機材について協議しました。
この他にも、設計基準や整備方法、各種試験の実施方法などの協議を行っています。
3.安全部会
安全部会は、日頃、施工に携わっている協力会員が重要な役割を担っている部会です。現場でのヒヤリハット経験がある者や報告を聞く立場にいるメンバーが中心となり、現場の安全は元より、施工に関する具体的な事柄について協議します。
今回は安全部会主導で製作した「組立のしおり」、現場教育、ヒヤリハット、安全パトロール、職長会について話し合いました。今後もより安全で事故の無いように改善と実施を行っていきます。
4.合同部会
合同部会では、各部会で行った協議の結果や日頃の活動報告を行います。
報告に対する質問や要望が多く、それぞれの視点から意見交換を行うことで改善点や新たな課題が明らかになります。現場がより安全で極力作業員の負担が少なくなるよう、常に取り組んでいます。
[技術部会]整備方法について
[安全部会] 組立のしおりについて
[技術部会]更新講習について
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